週報フォトエッセイ　2023.8.6

「ぶっとびキャンプ」（長野県長野市）

　この写真はライブハウスではなく、チャペルでの礼拝の様子です。これだけでも、どれだけこのキャンプが「ぶっとんで」いるかがお分かりだと思います。しかしこのキャンプは、子どもたちをキリストの弟子として育てる働きとして、ふざけているようで実はきわめて真剣なものです。

　私はこのたびキャンプに参加させていただいて、いろいろなプログラムに参加し、また、このキャンプに合わせて出版された『ぶっとびバイブル』という子どもディボーションのテキストに触れ、往年の子ども伝道に献身していたころの「血が騒ぐ」感覚になりました。何よりも、子どもに伝道しないで、子どもを主の弟子として訓練しないで、何が教会形成か、何が次世代育成か、と、ろくに子ども伝道にかかわってこなかったわが身を悔い改めさせられました。　

　ぶっとびキャンプを主催したみどり野キリスト教会は、一朝一夕でこのような「ぶっとんだ」教会になったわけではなく、簡単にまねしようとしてもできません。しかし、このスピリットは分かち合わせていただいて、ここ茨城町やその周辺のお友達のために何ができるか、悩みつつ、祈りつつ、できることから大いに取り組んでいきたいと願わされています。（武井俊孝）