コラム

週報フォトエッセイ 2024.3.24

Author
mito
Date
2024-03-27 10:47
Views
416

「棕櫚の聖日前夜の十三夜の月」

 

 昨晩6時ごろ、教会から東の空を見ると、円い月が昇っていました。今日は棕櫚の聖日ですが、このことと、この時期の月が円く見えることには関係があります。復活祭(イースター)は、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決まっていて、その満月の日は明日月曜日、その日にほど近い日にあたる昨日の月が円いのは当たり前だからです。

 この時期の夜は感慨深いものがあります。過越の羊として十字架にほふられるために夜を徹して祈られた私たちの主、イエスさまを思います。私たちがもし、苦しみ悶えて祈られるイエスさまのそばにいたなら、果たして祈ることができるでしょうか? ペテロたち十二弟子の三リーダーは、真剣勝負に立ち向かうイエスさまを覚えて祈るべきでしたが、肉体の弱さに負けて祈れませんでした。イエスさまのために何かするということは、たとえ十二弟子にもできなかったことでした。イエスさまはそんな弟子たちのため、そして私たちのため、十字架にかかってくださり、そして今もなお祈ってくださっています。

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