週報フォトエッセイ　2024.6.9

「夜明けの礼拝堂」

　本日教会にお迎えした李鍾河先生が普段取り組んでいらっしゃることは、日本の諸教会を訪問して、その祝福をお祈りされることです。先生はフェイスブックにてその訪問された諸教会の様子を紹介していらっしゃいますが、拝見していると、こんなにも日本の各地に教会が形成されているという事実にうれしくなり、また、その諸教会を祝福してくださる先生のお働きに、日本人のクリスチャンとしてひたすら感謝するばかりです。昨日、私は水戸市内にある６箇所の教会に先生をご案内して、その祝福を祈っていただきました。ありがたいことです。

　こういう取り組みから教えられることは、ひとつひとつの教会は決してよその教会と別個に存在しているわけではない、ということです。教団教派、所在地、歴史、構成メンバーの個性、すべて別々でも、からだの器官がそれぞれ同じものではなく、同じ働きをしないように、諸教会はそれぞれの個性でともに地域宣教に取り組んでいます。たびたび開かれる超教派の集まりにも関心を持っていただけると感謝です。そのような集いは、私たちだけが活動しているのではないという事実に気づかせてくれ、励まし、またへりくだりを与えてくれます。（武井俊孝）