コラム

週報フォトエッセイ 2024.4.14

Author
mito
Date
2024-05-28 11:49
Views
574

「大戸の桜」(茨城町大戸)

 大戸の桜は、かの徳川光圀も観桜に訪れたというほど、銘木かつむかしから生きつづけた木です。残念ながら剪定されてむかしよりはかなり小さくなったそうですが、それでもなお貫禄の枝ぶりです。

 日本に暮らしていると、春は桜、夏は花火、秋は紅葉が見たくなります。みな、見上げる対象は自分の背丈よりも高いものばかりです。人間は何かと高いものを見上げたくなるのでしょう。聖書の原語ギリシア語で人間のことをいう「アンスローポス」は「見上げるもの」という意味であり、そんな人間の性質を言い当てているようです。それは哲学的意味では「天を見上げる」ということであり、その語は人間の宗教性、信仰性を看破していると言えます。

 新約聖書・ローマ人への手紙1章19節には、人間は創造主なる神を認めうる存在であるという意味のことが書かれています。しかし、多くの人はさまざまな要因により創造主に出会えていません。私たちがほかの人にイエスさまを伝えることである「伝道」というものは、その人に創造主に出会っていただいて、人間本来の創造目的にかなう存在になっていただくことでもあります。(武井俊孝)

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