コラム・ザ・ゴスペル027　2020.7.5

今週火曜日、保守バプテスト同盟の関東地区の教職者たちが祈りの課題を分かち合い、励まし合うミーティング、関東同労者会（KDK）がオンラインで持たれます。

実は、少し前に緊急事態宣言が解除になった頃、私はその世話役のK先生に、もう東京で集まってもいいのではないでしょうかと提案するメールを送りました。しかしK先生のお返事は、いいえ、まだまだ日曜礼拝を持てない教会もあるくらいなので、今回はオンラインにしましょう、とのことで、却下されてしまいました。私はとても残念に思ったのですが、K先生は首都圏の方で、その皮膚感覚として東京では開催できまい、と判断されたのでしょう。そして果たして、いまとても他県から東京には行けないような事態になってしまいました。K先生の読みは正しく、私の読みは甘かった、ということでした。

東京は日本の首都なので、その動向にはどうしても、日本中の注目が集まります。本日はその東京で、知事選挙の投開票が行われます。このとき都民がみな、わがこととして投票に行かれるようにと祈ってやみません。いま東京はかなり危機的な状況にあります。このたびの選挙で選ばれる新都知事のことを、神さまが用いてくださり、東京のコロナ対策の政策が日本全体に、そして世界に平安をもたらすように祈ってまいりたいものです。

ところでみなさまは、選挙のたびに、きちんと投票に行っていらっしゃいますでしょうか。これは必要なことです。私は基本的に教会内では、どの政治家が聖書的にふさわしいとか、ふさわしくないとかいったことについては、政治家の具体名を挙げて発言するのを避けています。だれに投票するかは、みなさまが祈りのうちに決めることだと考えます。みなさまもいざ選挙となったら、もっとも平安を覚える候補に投票し、市民としての権利を行使してまいりましょう。