牧会コラム週報版 155 2023.9.24
「子ども弟子訓練 4」
子どもを主の弟子として訓練する「現場」、そのベースとなる場所は、教会と家庭です。子どもは教会においてほかのお友だちや大人たちとともに礼拝をおささげすることで主のからだとしての共同体の一員の意識を持ち、家庭において個人的な主との交わりを体験します。そのどちらも大事です。それは、大人の信徒が主の弟子として訓練されるにあたっても必要なことです。
しかし子どもの場合は一般に、大人ほどには自律的に信仰生活を送る力を持っているわけではないため、この領域を大人たちが助けてあげる必要があります。具体的には、そのあらゆる信仰生活の軸を、子どもたち各自が毎日取り組むディボーションに置きます。クリスチャンホームの場合は、聖書通読と聖句暗唱、お祈りの時間を持つといいでしょう。
しかし、そうではない、子どもだけが教会に通っているケースでも、子ども弟子訓練は可能です。子どもたちが毎日聖書を通読しながらディボーションをする時間が持てるように、大人の指導者がしっかりペース配分を導きながら励ますのです。昨今はスマートフォンを持っていて、SNSでコミュニケーションを持つ子どもも普通にいるので(わが家では許可していませんが)、そういう子どもたちならば、そのようなペース配分も難しくはないでしょう。しかし、もしそのような連絡手段がなく、未信者の親を介して連絡を取ろうにも難しい場合は、一週間分の聖書通読箇所を主日学校で渡すなどして、課題を知らせるとともに、必ず取り組めるから大丈夫だと励まします。
いずれにせよ、子どもディボーションの成否は、子どもたちが個人的にそれぞれの家庭でどれほどディボーションに取り組んでいるかが鍵となります。その、同じ個所を呼んでそれぞれがそれぞれの生活に適用した内容を分かち合うことで、子どもたちは聖書の読み方に幅を持たせ、より多角的にみことばを適用する応用力を身に着け、また、お互いがみことばを実践できるようにはげませるようになります。こうして、子ども弟子訓練は躍動的に進んでいきます。
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週報フォトエッセイ 2023.10.8
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牧会コラム週報版 157 2023.10.8
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牧会コラム週報版 155 2023.9.24
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