コラム

コラム・ザ・ゴスペル057 2021.1.24

Author
mito
Date
2021-01-30 07:59
Views
3533
このところ寒波の影響で、茨城町も夜になると気温が毎日、氷点下にまで落ちています。それで先週、礼拝堂の浴室の水道管が凍結して破裂し、階下のトイレが水浸しになって、たいへんなことになりました。

そのようなことになったら最初にすることは、もちろん、水が漏れっぱなしの水道管をどうにかすることではありません。「おおもとの水道の元栓(止水栓)を閉める」、これが正解です。そうすれば水は礼拝堂にやってくることはいっさいなく、水道管を修理することができるわけです。

また、それ以来私は、礼拝堂に人がいなくなる日没後には止水栓を閉め、翌朝礼拝堂にやってきたら止水栓を開けることを日課とするようになりました。この作業を忘れると、特にトイレに行きたくなるようなときがおおごとなので、必ずしなければなりません。

私は今回の経験から、ひとつのことを改めて学びました。主の与えてくださるみことばなるいのちの真清水は、水道が各家庭・施設に供給されているように、いつでも私たちに供給されています。しかし、そのおおもとを止めてしまうならば、いつもみことばがそばにあろうとも、私たちにみことばが、ほんとうの意味で供給されることにはなりません。

みことばを聴かないで済ませてしまうことは、いわば「たましいの止水栓」を閉じっぱなしにするようなことです。水道がなければ料理も困難、おふろも困難、トイレも困難、つまり、生活をすることもままならなくなるように、たましいの止水栓を閉じて神さまのみことばの供給を受けようとしなくなるならば、生活の中に、神さまの与えてくださる潤いがなくなっていきます。みことばを読まずして霊的生活、従順の生活……すなわちほんとうの意味での祝福の生活はありえません。

マクチェイン式聖書通読は読む分量も多いとお感じの方もいらっしゃると思います。私も、たいへんでも無理をして読んでくださいと申し上げるつもりはありません。しかし、みなさまの日々の生活に霊的な潤いがあるようにと祈る牧会者として、みなさまが少しでも日々みことばをお読みになりますようにと、願ってやみません。
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