コラム

コラム・ザ・ゴスペル033 2020.8.16

Author
mito
Date
2020-08-16 09:42
Views
2913
今からちょうど30年前の松原湖バイブルキャンプの高校生キャンプ、私はそのとき、信仰の姿勢が大きく変わる体験をし、それは翌日夜の献身志願の祈りにつながりました。その体験とは「路傍伝道」です。私は、キャンプ講師のアーサー・ホーランド先生の引率でほかの高校生たちと、その当時原宿竹下通りのようにカジュアルな避暑地で有名だった「清里」に、路傍伝道を実践しに行きました。

ギターに合わせて賛美するのは、しかし衆人環視のもとです。いかにみんな一緒とはいえ、最初は勇気がいりました。しかし、白いスーツと赤いネクタイを身にまとったアーサーがぴょんぴょん飛び跳ねながら歌ったり、メッセージを語ったりするのを見ているうちに、恥ずかしがっていてはいけない、自分も燃えなければ、と、私もついにたがが外れ、気がつけば手拍子をしながら大声で歌ったり、行きかう人びとに片っ端から近づいてトラクトを配ったりしました。

現在は、アーサー先生が長年続けておられた新宿駅前の路傍伝道の働きは、菅野(かんの)直基先生という牧師先生が引きついでいらっしゃいます。菅野先生によれば、路傍伝道において賛美を聴く人、メッセージに耳を傾ける人は、けっこう多いそうです。菅野先生のこの活動を見てみると、路傍伝道というものは前時代の遺物とは限らず、21世紀の今もなお、宣教の扉を開く可能性を持っていることに気づかされ、新鮮な思いにさせられます。

私たちはどうでしょうか? 私たちを救ってくださった神さまのその福音のことばを伝えるために、私たちは普段、どんな努力をしていますでしょうか? 私たちは、路傍伝道も含め、ほかの人による宣教への取り組みが自分の信仰スタイルと合わなくて、批判したくなったり、笑いたくなったりすることもあるかもしれません。しかしそうする前に、私たちは少なくとも、福音を伝える努力を自分なりにする必要があるのではないでしょうか。

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、しっかりやりなさい。」(Ⅱテモテ4:2)
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