コラム・ザ・ゴスペル016　2020.4.12

私たちの教会のある茨城町はまだ新型コロナウイルスは流行していないようですが、すでに明日から茨城町内の小中学校は2週間の休校を決めており、防疫に努めることが町民に求められています。このままでは私たち教会も、いつともに集まることを中止する決断を下さなければならないかわかりません。

すでに、日本中、世界中の教会は、感染の原因となる濃厚接触を避けるために、兄弟姉妹がともに集まることをためらうようになっています。しかし主は、ヘブル書10章25節のとおり、「いっしょに集まることをやめたりしないで、かえって励まし合う」ことをわれわれクリスチャンに勧めておられるので、われわれは葛藤します。それで、われわれに残された手段として挙げられるのは「インターネット」です。すでに多くの教会が、インターネットによる双方向の交わりを実践しています。実際、来月予定されている「保守バプテスト同盟」の年次総会は、シオン錦秋湖に集まらずに、インターネット会議サービスを用いて、加盟教会どうしを結んで総会を行うことに決定しました。

インターネット、この文明の利器を用いない手はないと考えます。すでに当教会はホームページをつくっていただき、毎週、メッセージの文章と音声ファイルをアップしていただいているので、あとは聴き手の側が礼拝の姿勢を整えれば礼拝を持つことができます。また、祈祷会や「Dコース」も、双方向のコミュニケーションシステムを用いれば可能です（同じ空気を共有しない寂しさはありますが、まったく集まりを持たないよりよほどましです）。そして将来は、礼拝の映像と音声の実況中継を送信することも検討しております。

ご自宅にインターネットの環境のない方は、ぜひこの機会に導入をご検討ください。