週報フォトエッセイ　2024.1.28

「インフォメーション」（成田空港）

　見知らぬところを訪ねるとき、案内があるととても助かります。むかしだったら紙に印刷された地図を手にします。もちろん、今でもそういう人はいますが、多くはスマートフォンに情報媒体が置き換わりました。スマートフォンはあの大きさと重さで、世界中の街路をたちどころに表示するわけですから、思えばすごい時代に生きているものです。

　昨日、成田空港に行きましたら、上の写真のような機械を見ました。これはなんとスマートフォンで操作できて、タッチパネルを触る必要さえないそうです。さすがは日本の先端技術を誇示すべき首都の国際空港です。

　私たちはこういう案内をあらゆる局面で必要としています。しかし、伝言であれ、書籍であれ、スマートフォンであれ、案内を受ける前提となることは、「こちらが情報を欲していること」です。

　詩篇に「あなたのみことばは　私の足のともしび　私の道の光です」とあるとおり、聖書は「案内書」とも言えます。この、まことのいのちに至る案内を欲している人に出会わせてくださいと祈ってまいりましょう。