週報フォトエッセイ　2023.9.10

「成田空港」

　うちの妻は韓国から派遣された宣教師です。ゆえに、この島国の日本に来るにあたっては、飛行機に乗ってやってくる必要がありました。1994年の初来日、2006年の宣教訓練の果てに、いまこうして日本の地で教会形成を行うほどにまでしていただいたことに感謝します。

　昨今はインバウンドなどといって、特にコロナ下の数年間の観光需要の冷え込みを経て、日本は海外から積極的に観光客を誘致する動きが盛んですが、その流れで教会にも短期でいいから海外から働き人を誘致できないか、ということを、ときどき考えます。そのような短期の旅行の経験に感動し、そのような人の中から将来、日本に定住して宣教を担う人材が起こされるようにと願ってやみません。

　かく申します私も、ある東京の神学校の方々とともに、韓国の田舎に短期宣教に行ったことがありました。実際に行くことで、韓国は少なくとも田舎は、国民全体のクリスチャンの多さに関わらず宣教が必要ということ、日本人は案外歓迎してもらえるということを知りました。こういうことは机上の学びではなく、実際に行ってみないと分からないことでした。みなさまにもいつか機会があれば、宣教旅行に行ってみられることをお勧めするゆえんです。