週報フォトエッセイ　2023.9.3

「コインランドリー」

「神は、私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分のあわれみによって、聖霊による再生と刷新の洗いをもって、私たちを救ってくださいました。」（テトス3：5）

創造主にして救い主なる神さまは、私たちのことを「洗ってくださる」お方です。洗濯にしても、清掃にしても、入浴にしても、私たちが「洗う」という行為になにがしかの気持ちよさを覚え、意味を見出すのは、それが神さまのみわざを真似ることだからではないでしょうか。

また「洗う」ということは、それまでの汚れた状態をリセットし、「まっさらな出発」をさせてくれるものです。私たちは汚いままでいると、いつの間にかそれが当たり前になってしまい、下手をすると、きれいにすることの必要性を覚えなくなってしまいます。しかし、それがふさわしくないことは言うまでもありません。

それでも私たちの力では到底洗い流すことのできなかった私たちのどす黒い罪を、イエスさまは十字架の血潮によって洗い流し、私たちのことを雪よりも白くしてくださいました。そんな私たちはなお日常生活で汚れるもので、互いに足を洗い合うような教会の相互牧会の奉仕によって、きよくされる喜びを体験しつづけてまいりたいものです。