週報フォトエッセイ　2023.6.4

「台風一過」（礼拝堂駐車場。6月3日撮影）

　季節外れの台風がやってきて、また、線状降水帯が日本列島のあちこちに発生したというニュースに接し、異常気象もここに極まれり、という感を強くしたものでしたが、昨日の午後3時ごろから、それまでの空模様がうそのように晴れわたりだしました。

　台風のような文字どおりのものも含め、人生において嵐はつきものです。私たちはそのただ中にいるとき、その嵐が現実そのものであることを、いやというほど実感させられます。しかし、それでも私たちはその嵐を耐え、切り抜けることができます。それは、神さまはいつまでもその嵐を、ご自身が愛してくださっている私たちに対し、いつまでも下しつづけることはなさらないと、私たちは知っているからです。

　私たちは人生の嵐にあうとき悩みます。しかし、私たちは悩んでも、主の御手を握ってそこから脱出させてくださることを体験します。こうして私たちは、主の御名をほめたたえます。「神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。」（Ⅰコリント10：13）