コラム

牧会コラム週報版 101 2022.8.28

Author
mito
Date
2022-08-28 12:34
Views
329
月刊ディボーション雑誌『リビングライフ』の聖書箇所はアブラム(アブラハム)の記録に移りましたが、アブラムが高齢であるゆえに同じく高齢であった妻サライ(サラ)が、その年齢にして、王も惚れ込むような美貌をたたえていたという記述は、注目に値します。

最近はテレビを視ていても、岸惠子さんですとか、吉永小百合さんですとか、今なおお美しいご高齢の方が一線級で活躍しておられるのを目にしますが、年齢に関係なく美貌を保つということは、すばらしいことです。神さまは、人がご自身のご栄光を顕す手段として、その「被造物としての美」を顕すように人をお導きにもなります。サラの場合、その若さと美貌を保つ具体的な秘訣がどのようなものだったかは知るべくもありませんが、はっきりしていることは、異民族の王さえ惚れ込むようなその美貌は、神さまご自身がくださっていた、ということです。

おそらくサラの場合、年齢に不相応な化粧をしていたとか、そういうふうにして表面的に取り繕っていたのではないはずです。サラは「柔和で穏やかな霊」を身に着け、主が与えてくださった配偶者であるアブラハムに従順だったゆえに、「神の御前で価値ある飾り」を、神さまご自身によって身に着けさせていただいていたと見るべきです(詳しくはペテロの手紙第一3:1~6をお読みください)。

もちろん、この美しさは、配偶者のある女性にかぎったものではありません。独身の方の場合、堂々と「キリストの花嫁」を名乗ることができるという、素晴らしい立場にあります(もちろん、そういう方々のご結婚のためにも、私は祈ってはおりますが……)。私が神学生時代お世話になった方で、ややご年配の独身女性の伝道師、カン・ミョンオク先生という方は、何とも美しい方でした。そしてこの方は毎日のお祈りにおいて、もちろんたくさんのケアする聖徒たちのために祈らなければならない中、「神さま! 私だけを見て!」と祈るのを常としておられました。いまもそうだと思います。それがおそらくカン先生にとっての美の秘訣です。

男性のみなさまにおかれましては、ご高齢になられる女性のみなさまに対して、どこまでも紳士として振る舞っていただきたいと、切に願います。「ババア」や「粗大ゴミ」など、もってのほかです。そうして女性として、男性として成熟することを、主は喜んでくださいます。
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