コラム

牧会コラム週報版 092 2022.6.19

Author
mito
Date
2022-07-09 19:35
Views
347
先週、礼拝メッセージをしていたとき、メッセージに対して「アーメン」と声をかけてくださった信徒の方がおられ、私はとても力をいただきました。そして同時に、私がかつて大きな恵みを受けた現場の数々を思い出しました。そこにはつねに、メッセージに応答する「アーメン」の声が響き渡っていました。

いま、妻が「エステル祈祷運動」という韓国の祈りのムーブメントにオンラインで参加している関係で、私もこのムーブメントにて語られるメッセージに耳を傾けることが多いのですが、なんと多くの「アーメン」が説教者から語られ、なんと大きな声での「アーメン」の唱和が会衆席からあるものかと気づかされ、あらためて、韓国教会の底力は「アーメン」ということばにあるものと思わされます。いえ、韓国の教会だけでしょうか? 世界のどこの教会においても、この「アーメン」ということばは、美しい共通語です。

思えば私も、かつては会衆席から数えきれないほどの「アーメン」をもって、説教者のメッセージに恵みの応答をしたものでした。「アーメン」というたびに私は霊的な力を体験し、ともに「アーメン」を唱和した兄弟姉妹とともに、キリストの似姿につくり変えられる体験を、確実にさせていただきました。日本に帰ってきて来月で8年になりますが、私は、ずいぶん自分がおとなしくなってしまったことを思います。それが日本のやり方だと思って自分を納得させてまいりましたが、最近つとに思わされていることは、それなら神さまはなぜ、私のことを韓国教会の環境で育てられ、その霊的背景を持つ私がこの地まで導かれてきたのか、ということです。私がもし、みなさまのみことばの分かち合いに霊的な恵みをいただくようなことがあるならば、ためらわずに「アーメン」と言えるようになりたいと、心から思います。

というわけで、私たちの口から発する「アーメン」は、それだけみことばの恵みを私たちが受けているという、一種のバロメーターのようなものかもしれません。もし、みなさまにおかれましては、みことばから大いに恵みを受けられたならば、どうかご遠慮せず、「アーメン」と唱和していただければと存じます。その「アーメン」の応答は、間違いなく、いただく恵みを何倍にも大きくします。
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