コラム

牧会コラム週報版 079 2022.3.20

Author
mito
Date
2022-03-30 11:54
Views
1083
みなさまはお祈りをすることにおいて、何らかの訓練をお受けになったことがおありでしょうか?

私にとっての最初の祈りの訓練は、「ためにする」訓練というよりも、極めて実際的なものでした。1993年、大学2年生のとき、キャンパス・クルセードの活動の一環としての月に1回の徹夜祈祷、リバイバル甲子園ミッションの祈りの勇士に登録しての週1回の1時間ごとの祈り、こういったことで組織や大伝道集会が立て上げられることを、私は祈りをもって体験することができたのでした。その後も訓練は続き、神学生になってからも奉仕教会でのさまざまな学びや訓練の一環に祈りは取り込まれていて、そのような中でいつしか私自身も、深夜の神学校の礼拝堂、灯りがともっていない真っ暗な中で、大声を出して祈るようになっていました。

そのような実体験から、多くの先生方が祈りの訓練についておっしゃっていることに心から同意できるのですが、祈りの訓練は、祈りに関する書籍をたくさん読んだり、セミナーに参加したりして積み重ねるものではありません。最高の祈りの訓練は、祈ることそのものによってするものです。最初は長く祈れないかもしれません。しかし、私たちが祈りをもって主に献身しようと意識するならば、主は必ず、時間も中身も大いに伴った祈りへと、私たちのことを導いてくださいます。これは、最初まったく祈ることのできなかった私が証言することで、確かだと申し上げたいことです(なお、ゲツセマネの園において、イエスさまのそばで祈るように命じられた3人の弟子たちのことを見てもわかるとおり、ある程度の時間を割いて祈ることは、祈りにおいて大事な要素です。中身さえ伴っていれば祈る時間は短くてもいいというものではありません)。

祈祷会は、私たち聖徒にとってまたとない力をいただく場です。私たちは祈りをもって、力なる神さまとの交わりを持たせていただくからです。いえ、それだけではありません。私たちが自分のことを越えて、とりなしの祈りをささげる者へと成長するとき、主はそのとりなしの祈りを聴いてくださり、その祈りに応えて、水戸第一聖書バプテスト教会という主の共同体を立て上げてくださいます。共同体で心を合わせて祈るとき、祈りは強力なものになります。どうか集ってお祈りいただきたいと願います。金曜日に集えない方はご相談ください。別に時間を設けます。
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