コラム

牧会コラム週報版 075 2022.1.16

Author
mito
Date
2022-02-28 08:47
Views
1164
当教会の礼拝においては、①聖歌(総合版)、②讃美歌(日本基督教団出版局発行)、③ワーシップ&プレイズ(ミクタムレコード発行の赤本中心)の三本立てで賛美をおささげしています。

礼拝のたびに賛美を選曲する立場として、どのような曲にすべきかを考えることは、つねに悩ましいことです。新しい歌を歌いたい、しかし、まったく知らないような歌を選ぶわけにもいかない……それでも私の立場は、歌集に載っている以上、歌ってこそ意味があると考え、慣れていない歌でも積極的にチャレンジしていこう、と考えています。

昨年、導入讃美をミクタムの赤本に統一し、楽譜集を購入することをみなさまに奨励したのは、理由があります。それは、日曜日の礼拝はもとより、ご家庭においても毎日のディボーションや家庭礼拝の場などで歌っていただきたい、との思いを込めてでした。みなさまはこのせっかくの楽譜集を、積極的に活用していらっしゃいますでしょうか? ぜひともご活用くださり、賛美にあふれた生活を普段から実践していただければと願ってやみません。

今年に入り、私は導入讃美のソングリードを陳宣教師に交代しました。導入讃美は新しい歌で活き活きとささげてしかるべきもので、私が長らく続けることによって新味を失ってはならない、と考えたゆえです。この交代によって、ミクタム赤版にない歌も新たに歌うことになりますが、みなさまにはそれがどうか、新鮮な気持ちで礼拝と賛美をささげる喜びの時間になっていただけたら、と、切に願います。

もちろん、礼拝の奉仕者たちは、礼拝が神の栄光が最高に現されるすばらしい時間となるために、研鑽を重ねてまいりますが、素晴らしい礼拝というものは、奉仕者の頑張りだけでできるものではありません。会衆のみなさまが御霊に満たされ、詩と賛美と霊の歌を心から主におささげすることによって成り立つものです(エペソ5:19)。礼拝において神さまをほめたたえることができる、それは私たちクリスチャンにとって最高の特権であり、喜びです。私たちはこの2022年、ますます礼拝を大切にしてまいりましょう。コロナ収束を祈るのは、私たちがともに礼拝をおささげするためというのが、私たちにとって第一の理由です。
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