コラム・ザ・ゴスペル026　2020.6.28

先週私は、エディ・ピョン(Eddie Byun)という韓国系アメリカ人の牧師の書いた『うちの牧師(せんせい)は私が守る』（ソウル：キュジャン出版社、2016年）という本を読み、私がとても教会のみなさまのお祈りを必要としていることを思わされました。

牧師は、特別な召命のもとにならせていただくものであることはたしかです。牧師はそれゆえに、何かあれば格別にきびしいさばきを受ける立場にあります（ヤコブの手紙3章1節）。そんな立場にある者として、みなさまにお願いしたいこと、それは、どうか私のために祈ってください、ということです。

その本では、特に牧師の7つの領域のために祈ってほしいと強調されています。第一に「牧師が守られるように」、第二に「牧師の安息のために」、第三に「牧師の油注ぎのために（霊的な力が与えられるように）」、第四に「牧師が神によって心が治められるように」、第五に「効果的なミニストリーのために」、第六に「牧師が義と完全さという動機をつねに備えるように」、第七に「牧師の家庭がしっかりするように」……。

私もよく、友人の牧師、弟子訓練や家の教会に献身しておられる牧師、韓国で支援してくださっている牧師、保守バプテストの牧師、茨城の牧師先生方のために祈ります。このたびの読書が、その祈りの方向性がはっきりした学びとなったことに感謝するものですが、私もことあるごとにこの本の内容をみなさまと分かち合うことで、みなさまが私のために祈ってくださることにより、みなさまの霊的祝福につながる牧会ができるようにと願います。

みなさま、私とその家庭、ミニストリーのために祈ってください。それは必ず、私たちの教会にとって大きな祝福につながります。