週報フォトエッセイ　2024.1.1

「筑波山」

　みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

　「都上りの歌」として愛誦される、旧約聖書詩篇１２１篇は、「私は山に向かって目を上げる。／私の助けは　どこから来るのか。／私の助けは主から来る。／天地を造られた方から。」のことばで始まります。エルサレムをいただくシオン山に向かうのはまさに都に「上る」こと、物理的にも天を目指す歩みに、巡礼者たちは天におられる主にまみえようという気持ちがいやがうえにも高まったことでしょう。

　さて、山は山でも茨城の山、それも民間信仰の対象となっている山といえば筑波山であり、おそらく今日も元日ゆえに多くの人が登ったことと思います。私たちクリスチャンは筑波を信仰の対象にはしませんが、それでも筑波を美しいと感じる思いは同じです。ただしその理由は、それが創造主なる神の御手の作品であり、その美しさをもって神の栄光を顕していると信じるからです。

　詩篇のみことばは続きます。「主はあなたを守る方。／主はあなたの右手をおおう陰。」私たちは今年も主に守られる祝福をいただきます。ハレルヤ！