週報フォトエッセイ　2023.12.31

「千波湖の夕暮れ」

　２０２３年が暮れていきます。

　今年私たちは、どんな一年を過ごしましたでしょうか。世の中を見てみても悪いニュースばかりで、そのようなことに目を留めるならば、この世界にはまるで希望などないように見えてきます。

　しかし、私たち主の民は、このようなときこそ、今年体験した、多くの恵みを数え上げてまいりたいものです。聖歌６４２番は、望みも消えゆくまでに世の嵐に悩むとき、主の恵みを数えてみなさい、そうすればあなたの心は平安になるから、と歌います。考えてみましょう。私たちは神さまから、日々なんと多くの恵みをいただいていることでしょうか。着るもの、食べるもの、住むところ、それ以上に、こうして主のみからだなる教会のひと枝として生きつづけることができたこと……すべては恵みです。

　この年越し、私たちは大みそかと元日の、２日連続で礼拝をおささげします。これもこのたびの年越しならではの恵みです。２０２３年を感謝で振り返り、来たる２０２４年にどのような計画を立てるのが主のみこころか、しっかり祈りつつ取り組みましょう。