コラム

牧会コラム週報版 097 2022.7.24

Author
mito
Date
2022-07-25 13:57
Views
957
今週末から来週にかけて、当教会から「松原湖バイブルキャンプ」にキャンパーを送ります。彼らが山の上で、新たな決心をして変えられますように、お祈りいただければ感謝です。

松原湖バイブルキャンプには「最優先」(スタッフがトイレに行くこと)ですとか「チャペ下」(ちゃぺした、チャペルの1階部分の事務室や売店やスタッフルームなどがある空間)ですとか、いろいろな楽しいジャーゴン(仲間うちで使うことば)がありますが、その中でも聞くたびにセンチメンタルな気持ちになるもの、それは「山を下りる」ということばです。

おわかりでしょうか? 松原湖バイブルキャンプは都会と隔絶されており、その空間の中でこれでもかとみことばの恵みが注がれたら、みな、いやが上にもその恵みの中で力づけられ、これで新しい人生が始まる! という、なかば興奮にも似た感情になるものです。しかし、現実の世界は甘くはありません。未信者の家族や友人から受ける雰囲気、それ以上に自分自身の肉的な要素、そういったものとのせめぎ合いが始まります。サタンは、純粋さや好奇心といった子ども独特の幼さを最大限に利用し、神さまよりもこの世に対するほうへと関心を振り向けます。「山を下りる」、それによって、せっかくキャンプで受けた恵みの喜びを保てず、いつの間にかこの世にまた染まることを選んでしまうとは、なんとも残念な話です。

クリスチャンの大人たちが子どもたちに対して、そのようなこの世の風潮と闘って勝て、ということは、子どもにとってはあまりに酷です。このことにおいて責任を担うべきは大人です。キャンプ場にキャンパーを送り出す家族ならびに教会は、キャンプが起爆剤となって信仰が大きく成長しかかっているキャンパーのお友だちを、その成長がふさわしくなされるように、それまで以上によりいっそう、手厚くケアしていく必要があります。

当教会においては、そのケアの場は今まで、毎週木曜日の英語教室でありましたが、今後、牧師家庭以外からもお友だちが導かれたら、英語教室のチャペルタイム以外にも、週に1度の礼拝の時間を持てれば、すなわち、2月以来休会していた教会学校が復活できればと考えています。次世代がイエスさまを信じて救われ、みことばによって養育されることは、教会全体で取り組むべき課題です。この働きにどうか、お祈りをもってともに参加していただければと存じます。
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