コラム
コラム・ザ・ゴスペル020 2020.5.10
Author
mito
Date
2020-05-12 10:25
Views
4497
このところキリスト教界は、一般市民の世界と同じように、インターネットを用いたオンラインのセミナーが普及しつつあります。再来週、保守バプテスト同盟が総会とともに行う「チームワークミーティング」は、教職者の勉強会でもありますが、今回は岩手のシオン錦秋湖に集まらず、オンラインのセミナーという形を取ります。昨日、全国の保守バプテスト同盟の教職者がオンラインで顔をそろえ、総会ならびにセミナーの予行演習を行いましたが、時代遅れの私などは、この文明の利器の備えたさまざまな機能に、ただただ驚くばかりでした。
しかし、神の国の前進に益するそういうありがたいものは、逆のことにも用いられます。先週あたりから、日本のあちこちの教会に、某宗教団体(いわゆる「異端」)のオンラインセミナーのチラシが送りつけられていて、注意が喚起されています。
オンラインは、実際に交通費をかけないでセミナーなどに参加できたり、いろいろなハイテク機能を手軽に使えたり、便利ではあります。しかし、その気軽さは、興味本位でそのような変なセミナーを視聴しても大丈夫だろうという、危うさにつながりはしないでしょうか。サタンは、私たちのそのような性質をよく知っていて、このような最先端の文明の利器さえも用いるのだと思います。
いま、私たちは新型コロナウイルス流行という非常事態の中にあって、何か月にもわたって、教会の集まりのあり方など、いろいろなものが問われる中で、少しずつ、安心を覚える方向へと落ち着きつつあります。それ自体は悪いことではないのですが、安心は人間的な悪い安逸を招きやすいことも覚えておきたいものです。コロナ疲れ、自粛疲れの合間をぬって忍び込んでくるサタンの攻撃から、私たちキリストのからだなる教会が守られますように、祈ってやまないゆえんです。
しかし、神の国の前進に益するそういうありがたいものは、逆のことにも用いられます。先週あたりから、日本のあちこちの教会に、某宗教団体(いわゆる「異端」)のオンラインセミナーのチラシが送りつけられていて、注意が喚起されています。
オンラインは、実際に交通費をかけないでセミナーなどに参加できたり、いろいろなハイテク機能を手軽に使えたり、便利ではあります。しかし、その気軽さは、興味本位でそのような変なセミナーを視聴しても大丈夫だろうという、危うさにつながりはしないでしょうか。サタンは、私たちのそのような性質をよく知っていて、このような最先端の文明の利器さえも用いるのだと思います。
いま、私たちは新型コロナウイルス流行という非常事態の中にあって、何か月にもわたって、教会の集まりのあり方など、いろいろなものが問われる中で、少しずつ、安心を覚える方向へと落ち着きつつあります。それ自体は悪いことではないのですが、安心は人間的な悪い安逸を招きやすいことも覚えておきたいものです。コロナ疲れ、自粛疲れの合間をぬって忍び込んでくるサタンの攻撃から、私たちキリストのからだなる教会が守られますように、祈ってやまないゆえんです。
